ヘイスティングス国際ピアノ協奏曲コンクールとは?
ヘイスティングス国際ピアノ協奏曲コンクールはイギリス主催のコンクールで、2年に一度開催されています。
参加資格は16歳から30歳まで。
ビデオオーディションで応募があった中から約40名が選ばれ、予選がスタートします。
そのうち、セミファイナルに進めるのが10名、ファイナルに出場できるのは5名です。
前回(2022年)は森本隼太さんが優勝、前々回(2019年)は小井土文哉さんが優勝されています。
2022年 1位 森本隼太
2019年 1位 小井土文哉
2017年 4位&オーケストラ賞 黒岩宏紀
2010年 1位 三木美和子
2024年第17回ヘイスティングス国際ピアノ協奏曲コンクール
開催期間
開催期間は、2024年2月22日〜3月2日で、各スケジュールは以下の通りです。
ステージ1
2024年2月22日、23日、24日
ステージ2
2024年2月25日、26日
セミファイナル
2024年2月28日、29日
ファイナル
2024年3月1日、2日
出場者
今回、日本からは3名のピアニストが出場されます。
平間 今日志郎
4歳よりピアノを始める。18歳で全額給付奨学生として渡米し、パーク大学にてスタニスラフ・ユデニッチ教授に師事。現在、ケルン音楽大学にてセヴェリン・フォン・エッカードシュタイン教授に師事。2019年仙台国際音楽コンクール第5位、2023年バルチック国際音楽コンクールポーランド作曲家作品最優秀演奏特別賞など受賞。
岩井 亜咲
現在、東京藝術大学大学院修士課程に在籍し、小川典子、有森博の両氏に師事。かながわ音楽コンクールピアノ部門第1位、第4回ノアン フェスティバル ショパンピアノコンクール優勝。宗次エンジェル基金・日本演奏連盟国内新進演奏家奨学生。
吉田 茜
3歳からピアノを始める。愛知県立芸術大学を経て、現在ベルリン芸術大学にてビョルン・レーマンに師事。岐阜国際音楽祭第1位および特別賞、アルトゥール シュナーベル ピアノコンクール第3位、ブラームス ピアノコンクール ファイナリスト。
海外の出場者
海外から出場されるピアニストは以下の通りです。
- DIANA AREDO(ウクライナ)
- JONAS AUMILLER(ドイツ)
- JINWOO BAE(韓国)
- RACHEL BREEN(アメリカ)
- ROBERT BROOKS CARLSON(アメリカ)
- NIKITA BURZANITSA(ウクライナ)
- JUNYAN CHEN(中国)
- DIDA CONDRIA(アイルランド)
- BOYI FA(中国)
- YUANG FANG(中国)
- SAMUEL GLICKLICH(アメリカ)
- SICHENG GUO(中国)
- CURTIS-PHILL HSU(アメリカ)
- MARTIN JOLLET(フランス)
- SALOME JORDANIA(ジョージア)
- SIMON KARAKULIDI(アメリカ)
- ALON KARIV(イスラエル)
- JEONGJIN KIM(韓国)
- HYELIM KIM(韓国)
- ALISIYA LEVINA(ロシア)
- ZIXIAO LI(中国)
- XIAOXUAN LI(中国)
- NIKITA LUKINOV(ロシア)
- ANASTASIYA MAGAMEDOVA(タジキスタン)
- CALLUM McLACHLAN(イギリス)
- ROSE McLACHLAN(イギリス)
- KASPARAS MIKUŽIS(リトアニア)
- BELLA SCHÜTZ(フランス)
- ALEXA STIER(ハンガリー)
- ALEXANDRA STYCHKINA(ロシア)
- TIMOFEI VLADAMIROV(ロシア)
- DEREK WANG(アメリカ)
- HSIN-HAO YANG(台湾)
- GABRIEL YEO(ドイツ)
- IDO ZEEV(イスラエル)
- CHENGYAO ZHOU(中国)
- HARMONY ZHU(カナダ)
近年、日本人ピアニストによる快挙が続くなど、好成績を残している大会だけあって期待する声も多いでしょう。
是非お一人お一人が自分の音楽を信じて、良いパフォーマンスが発揮できますように⭐
応援しています!!!