軽量でコンパクト♪おすすめオペラグラスをご紹介

雑記
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今回は私が長く愛用しているオペラグラスをご紹介します。

かなり吟味して買っただけに、我ながら良い買い物をしたと自負している商品です。

双眼鏡の仕組みやオペラグラスを選ぶポイントについても簡単に説明していますので、少しでもお役に立てれば嬉しいです。

お洒落なオペラグラスの落とし穴

まず始めに、オペラグラスと言えばフランスやイギリスの貴族映画に出てくるようなお洒落なものを思い浮かべる方が多いのではないでしょうか?

私もクラシカルでヨーロピアンなデザインに凄く憧れがありました。

やっぱりデザインが日本のものとは違って、骨董品のような高級感がありますよね。

調べてみると、安価なものから数万円するものまで様々でしたが、あまり種類は多くない様子。

そして、残念ながら以下の点が多いことに気づいてしまいました💧

お洒落なオペラグラスのデメリット

・レンズコーティングが無い

・マゼンタやルビーと呼ばれる派手な色のレンズが多い

・フリーフォーカス機能が付いている

・倍率は3倍のものがほとんど

レンズコート

レンズは光が反射するとモヤモヤしたり見えにくくなったりします。

瞳に届く光の量が多いほど、よりクリアに見えるということです。

そこで、光の反射率を下げて透過率を上げるために、レンズにはコーティング(○○コート)というものが施されているのですが、コーティングにもいくつかグレードがあるようなので、選ぶ際は是非チェックしてみてください♪

モノコート

単層膜コート、シングルコートとも呼びますが、名前の通り、膜が1枚だけのコーティング。

レンズコーティングが無いものに比べると若干明るく見えますが、特定の色の光しか反射を防ぐことができないため、他の色の光は反射してしまいます。

マゼンタコートやルビーコートも、おそらくこの部類でグレードも低いようですが、”高級”を謳い販売されていることがあるので注意が必要です。

そもそも初めから赤色だと、使用できる場面が極端に限られてしまうどころか、派手な色はかえって色味に影響が出てしまうのではと思います…

マルチコート

多膜層コートとも呼ばれる通り、膜が複数あるコーティング。

複数の色の光が反射するのを防ぎます。

先ほどのモノコートよりも、明るく見えるのが特徴です。

一般的なマルチコートは3層で、高級なマルチコートになるほど5層、7層と増えていきますが、レンズの全面に施されているか、1面以上に施されているかによっても見え方は変わるようです。

よりクリアなものを重視する際は是非チェックしたい項目ですね。

ピント調節

自分でピント調節するものをオートフォーカスと言います。

一方、自分でピント調節しないものをフリーフォーカスと言います。

最初にフリーフォーカスという言葉を知った時は、なんて便利な機能だろうと思いましたが、自分でピント調節しないので焦点が合わないんですよね💦

実際、クラシックコンサートの場面で演奏者が移動することは稀ですし、ステージからの距離も一定なので、一度ピント調節すれば済む場合がほとんどです。

ちなみに私はオートフォーカスのもので、野鳥観察やスポーツ観戦もしていますが、特に支障なく使えています。

また、フリーフォーカス機能が付いたものはオートフォーカスに比べて目が疲れやすく、やや重い傾向があるようです。

重さ重視の方は、その辺もチェックしてみると良いかもしれません。

倍率

最後に、倍率に関してです。

倍率は高い方が良いと思いがちですが、倍率は高くなればなるほど見える範囲が狭くなり、手ブレもしやすいというデメリットがあります。

そのため、むやみに倍率を高くしても意味が無く、自分が必要としている適切な倍率を選ぶことが重要です。

中には、高倍率をウリにしている商品も多いので注意してくださいね。

倍率を選ぶ目安

倍率を選ぶポイントは「対象物からの距離」や「口径」などがあります。

一般的に、小劇場やステージ付近なら3~4倍、大ホールの2階席やドーム公演など、中~大規模の会場で鑑賞する場合は4~10倍程度が目安のようです。

一般的には「8倍」の双眼鏡がおススメです。
多くの双眼鏡で「8倍」と「10倍」の二種類が存在していて、8倍の方が10倍に比べて視野が広くとれる(対象との距離が開くので周りを把握しやすい)ので、双眼鏡で何かを観察する時に対象を捉え易くなります。より対象を細部まで観察したい場合は10倍となります。

銀座双眼堂公式ページより

また明るさはレンズの口径によっても決まります。

倍率が同じであれば対物レンズの有効径が大きい方が明るい双眼鏡ということになります。また、同じ口径であれば倍率の低い双眼鏡の方が明るい双眼鏡ということにもなります。ただし、レンズ材質やレンズコーティングなどによって見え方が変わりますので、実際に店頭などで見比べてみるのが良いでしょう。

Kenko Tokina公式ページより

私も8倍と10倍で悩みましたが、上記を踏まえ8倍のものを選びました。

ショパンコンクールで優勝されたブルースリウさんのコンサートも大ホールの2階席か3階席(どっちか忘れた…)で見ましたが、とても鮮明に見ることができ感動も一入でした。

他にもいろんな場面で重宝しているので、とても満足しています。

良ければ参考にしてみてください♪

愛用中のオペラグラス

こちらが私が使っているものです↓

※ ※ ※

選んだポイント

・小型軽量で持ち運びが便利

光学倍率8倍のレンズ

・全てのレンズにマルチコーティング

・オートフォーカス

・防水のため屋外でも使用できる

などで選びました。

よくあるポーチと比較しても随分コンパクトです。

小さい鞄に入れて持ち運びもできますし、長時間使っていても疲れません。

お値段もお手頃なので、高級という訳ではありませんが気軽に使えて便利です。

ストラップは手首に巻いて使えるので落とす心配はありませんが、首から下げる用のストラップも追加で購入しました↓(色はダークレッドです)

※ ※ ※

「ネックストラップ」や「スマホショルダー」と検索するとたくさん出てきます。

金属製のものもお洒落ですが、ジャラジャラ音がしたら嫌なのと、壊れやすいというレビューが多かったので、革製を選びました。

ナスカンがストラップの取り付け穴に入らないため、間に二重リングを使っていますが、安定感が増し良い感じです。

取り付け穴が小さいので、おそらくナスカンタイプは入らないと思いますが、気になる方は一度確認されることをおすすめします♪

ではでは~✨