春に弾きたいクラシックピアノ曲30選

雑記
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🌸春を連想させるピアノ曲🌸

春にちなんだ、春にぴったりのピアノ曲をご紹介します。

春にピアノ発表会や演奏会を控えている方はぜひご参考ください♪

春に弾きたいクラシックピアノ曲30選

春に弾きたくなるようなクラシックの名曲を集めました。

春のピアノ発表会や演奏会にも是非おすすめです。

ライラック(リラの花)Op21-5/ラフマニノフ

ラフマニノフにとって特別な存在であったとされるライラック。

ラフマニノフの生涯を描いた映画作品「ラフマニノフ ある愛の調べ」にも、彼を象徴する花として度々登場しています。

元々は歌曲でしたが、後にラフマニノフ本人によってピアノ独奏曲も編曲されました。

ライラックってどんな花?

ライラックはヨーロッパ原産の花で、春になると紫色や白色の花を咲かせます。

ライラックは英語名、リラはフランス語名です。

日本では北海道に多く、札幌では毎年ライラック祭りが開催されています。

実際にライラックの香りに包まれながら鑑賞できたら曲のイメージも深まりそうですね♪

※ ※ ※

春の洪水Op14-11/ラフマニノフ

曲名はVesenniye vodi (Spring Waters)

日本では「春の水」や「春のせせらぎ」、「春の流れ」と題されることも。

こちらも元々歌曲として作られた作品でした。

ピアノ独奏曲はEarl Wild(アール・ワイルド)によって編曲されたものが有名です。

五月のそよ風Op62-1/メンデルスゾーン

メンデルスゾーンを代表する作品『無言歌集』の中の一曲。

彼自身がつけた表題ではないものの、ト長調で作られた爽やかな曲調が春の風景を想わせます。

※ ※ ※

春の歌Op62-6/メンデルスゾーン

無言歌集の中で最も有名な「春の歌」

装飾音をどう演奏するか、ペダルをどう使うかがこの曲の鍵になるでしょう。

春に寄すOp43-6/グリーグ

ノルウェーの作曲家グリーグがノルウェーの春を想って書いたとされる作品です。

雪国である北欧が厳しい冬を乗り越え、春の訪れを待ち侘びるような期待と喜びを感じさせます。

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幻想曲さくらさくら/平井康三郎

近世箏曲の「さくら」を基に平井康三郎が変奏曲風に仕上げた作品です。

親しみ易く、聴衆にも喜ばれるでしょう。

日本的要素が込められたカッコいい作風で私も大好きです。

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春の声Op410/シュトラウス

「春の声」はシュトラウス2世が作曲したウィンナ・ワルツ。

とても華やかな曲で、ピアノ連弾曲としても人気です。

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春の山辺/佐藤敏直

のどかな日本を感じさせるような一曲ですね。

グレード試験の課題曲として取り上げられることも多く、表現力を学ぶにも適した作品と言えるでしょう。

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四季4月松雪草/チャイコフスキー

松雪草まつゆきそう、別名スノードロップ。

小さな白い花で、雪と入れ替わるように開花します。

そっと陽の光を感じるような作品です。

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四季5月白夜/チャイコフスキー

冒頭はゆったりしつつも、中間部の変化が印象的な作品です。

夜の演奏会にぴったりですね。

春/W.F.バッハ

ヴィルヘルム・フリーデマン・バッハの「春」

気持ちが弾むような明るい曲調で、自然とウキウキするような気持ちが伝わってきます。

演奏時間は短いですが、聴き応えがあり、ピアノ発表会などでもよく弾かれる一曲です。

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春の想いS.558-7/シューベルト・リスト

シューベルトの歌曲をリストが編曲した作品で、日本では「春の信仰」「春にまつ」と題されることも。

旋律を大切に、歌うように弾きたいですね。

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春 Op74-2/ショパン

ショパンの歌曲をピアノ用に編曲したもの。

ト短調の静かでどこか切ないメロディは、オルゴールのようにも聴こえます。

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春の夜S.568/シューマン・リスト

シューマンの歌曲をリストが編曲したもの。

リストならではの華麗でロマンチックな要素が加わった一曲です。

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春の遊びと踊りOp81/カバレフスキー

コンクールのために作られた組曲風の作品。

5つの楽章で構成されています。

  • Allegretto
  • Andantino espressivo
  • Allegro molto ed agitato
  • Presto
  • Andantino

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スプリングタイム/グレンダ・オースティン

グレンダ・オースティンはアメリカの作曲家。

個性豊かなピアノ曲が多く、この「スプリングタイム」もお洒落で雰囲気のある一曲です。

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タンポポがとんだ/平吉毅州

子どものためのピアノ曲集『虹のリズム』から。

可愛らしいリズムが印象的な作品です。

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チューリップのラインダンス/平吉毅州

同じく、子どものためのピアノ曲集『虹のリズム』から。

正にチューリップがラインダンスをしているかのような活発で楽しい楽曲です。

春になったら…/平吉毅州

全17曲から成る『子どものためのピアノ小品集』からの一曲。

物語のイメージを持って弾いてみると、曲の世界観が広がりそうですね。

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4月のセレナーデ/平吉毅州

子どものためのピアノ曲集『南の風』から。

静かで穏やかな優しい旋律が特徴の作品です。

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春のおとずれ/グルリット

ニ長調の明るい小品。

シンプルですが上品で可愛らしく、お子さんの発表会にもおすすめです。

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パリの4月/アレクシス・ワイセンベルク

『シャルル・トルネによる6つの歌の編曲』より「パリの4月」

シャルル・トルネはフランスのシャンソン歌手で、アレクシス・ワイセンベルクが編曲を手掛けました。

レストランのBGMで聴きたくなるようなお洒落な作風で、大人な演奏会にもおすすめです。

5月に(そよかぜ)/F.ベール

フランツ・ベール(ベーア)はドイツ、ロマン派音楽の作曲家。

『初心者向けの7つのピアノ小品集Op575』からの一曲です。

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愛しい5月よ おまえはもうすぐやってくる/シューマン

ユーゲントアルバム(子どものためのアルバム)よりOp68-13

繊細なアーティキュレーションを意識して滑らかに演奏したいですね。

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四季より春/ヴィヴァルディ

ヴィヴァルディはバロック音楽を代表する作曲家で、かつヴァイオリニストでもありました。

特にこのヴァイオリン協奏曲の『四季』は有名で、中でも「春」はピアノ奏者からも人気の作品です。

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春の鐘Op57-2/モシュコフスキ

『春、5つの小品』からの一曲。

モシュコフスキはポーランド出身の音楽家です。

ショパンエチュードの導入にあたって、よくモシュコフスキのエチュードが使われますが、その他にもたくさんの作品を残しています。

レアな曲でお客さんを魅了したい方におすすめです。

春(プリマヴェーラ)Op39-3/メトネル

メトネルはロシア、ロマン派音楽の作曲家。

知名度はあまり高くありませんが、作品のほとんどがピアノ曲です。

「春(プリマヴェーラ)」は『忘れられた調べ 第2集』からの一曲で、優美かつ華やかな音色が春の暖かみを感じさせます。

ある程度の上級者におすすめです。

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春の歌Op85-4/ドヴォルザーク

『詩的な音画』より「春の歌」

この『詩的な音画』は、ドヴォルザークのピアノ作品で最も傑作と言われています。

一方で演奏されることは珍しく、正に隠れた名曲と言えそうです。

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春のよろこび/サルトーリオ

サルトーリオ(サルトリオ)はイタリア出身の作曲家。

非常に短い曲なので、お子さんの演奏会などにおすすめです。

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春の幻影Op114-5/シベリウス

『5つのスケッチ』からの一曲。

幻影とは、まぼろしとして見えるものを指します。

フィンランド出身のシベリウスが、春を幻影のように感じたのか、或いは春に何かの幻影を見たのか、想像すればするほどイメージが膨らみそうですね。

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以上になります。

ぜひ皆さまが春のように心ときめく曲と出会えますように🌸

良ければ他も見てってね♪